ジョイ・アダムソン



ジョイ・アダムソン(Joy Adamson 1910年1月20日生)
 [オーストリア・自然保護作家]


 シレジアの裕福な家庭の三人姉妹の次女として生まれる。十歳の時両親が離婚し、祖母と生活をともにする。ウィーンでピアニストを志し、ピアノと医学を学ぶが果たせず、挿絵画家・製本家として働く。

 ケニアに渡り、1937年には同地のイギリス人野生動物管理官ジョージ・アダムソンと再婚した(三人目の夫)。夫ジョージ・アダムソンはケニアの北部境界地帯で管理人をしていたが、1956年、撃たれて死んだ牝ライオンが残した三匹の子供らを育てることになった。その一匹がエルザである。残り二匹はロッテルダムの動物園に贈られた。1960年ジョイは記録をもとに『野生のエルザ』(Born Free)を刊行し、ベストセラーとなる。

 1966年『野生のエルザ』は映画化され、主題歌「ボーン・フリー」を含めて第39回アカデミー賞(作曲賞・歌曲賞)を受賞した。1974年にはテレビシリーズ化され、日本でも放送されて人気が再燃した。エルザは1961年に死に、その後はピッパとペニーというヒョウの子供を育て、これも作品にした。

 1980年、ケニアの北部で死体となって発見された。初めは野生のライオンに殺されたと報道されたが、検死の結果胸部に深さ15cmに達する刺し傷が見つかり、その後の調査で18歳の元使用人に殺されたことが判明した。夫のジョージも1989年に密猟者に殺されたとされるが、裁判では無罪判決が出ている。なお元使用人に殺害された件では、現地人の使用人に対して傲慢であり見下していたといった報道がなされた。

 1980年1月3日死去(享年69)


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