闘 病 記

【カテーテル】

脳表面の出血は箇所として不自然である為、
血管の奇形をカテーテル検査で調べる事になった。

(先天的に細くモクモクしていて何度も切れてしまう弱い血管があるそうだ)

カテーテル検査とは…
脚の付け根位置の血管からチューブを挿し込み、脳の近くに到達させ、像映液を脳の血管に直接流し入れてレントゲンを撮影する医療である。


さして痛みはなかった。

薬が脳の血管に放たれた瞬間その感触が分かる。

明かな違和感!

…頭の中が熱い。

吐き気が襲って来たが…
注射で呆気なく治まる。
「凄い!近代医学」
30分経ったのだろうか?
「早っ!近代医療」


検査の結果は『異常なし』だったので安堵した。
こんな身体でも嬉しさが込み上げてくるのです。
(少し嫌みな言い回し?)


けれども…少しして最悪な状況が襲って来た。


カテーテル検査は、脚の太い血管から器具を挿し込むので、
術後の傷口が大出血しないように10時間から12時間は脚をベッドに縛られ上半身も起こせなくなります。
したがって、採尿管を取り付けられました。


【この時に悪い細菌に感染したと思います】


2日後の夕方5時頃、
体温が39度の高熱となり座薬を使って夜8時頃にはなんとか熱を下げました。
しかし夜中3時頃には、また39度です。
座薬は4時間程しか効きません。
…苦しい。
ガタガタと身体の震えが止まらない。
寒気の後に高熱がやってくる。
次の日も高熱が続きました。

血圧の薬が強すぎたせいなのか?
それとも、1日に二度三度の座薬が悪かったのか?

3日目の夜中には意識が朦朧としてました。

看護師さんが聞いてきます。

「お名前は」

「うぅ…ァ」

看護師さん二人の会話です。

「最高血圧が90きってい…」もう聞き取れません!

意識が飛びそうです。

何だか眠たい。

点滴に何かを…薬を…している。





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