何年経っただろう。 つい昨日のような気もするけれど、遥か昔だったような気がする。 着々と刻まれてく左腕。 「あの人」は驚いてた。 「あの人」は怒ってた。 「あの人」は困ってた。 「あの人」は同情した。 うーん、どれも不合格。 そんなもの求めてないわ。 それでも「あの人」といた時だけは、グッドバイ・カッター。 恋って以外に強かったりしちゃうんです。 「生きてる?」。 お決まりのメール。 毎度毎度生死の心配ありがとう。 申し訳ないけれど、そんな簡単に死にませんから。 なあんて言いながら飛び降りるイメージで頭はいっぱい。 走馬灯・・・あたしの「閉じ込めた記憶」も復活するのかしら。 一度味わってみたい。 でも死ぬ時位、イイ気持ちで死にたいわ。 「あの人」に抱かれながら、絶頂に達した瞬間、ピストルでバーン・・・憧れる。 別にね、死にたい訳じゃないの。 ただ単に生きてる事が面倒臭いのよ。 人間関係に金関係・仕事関係。 築きあげた挙句、消費してまた築く。 エンドレス作業。 不器用で単調が嫌いなあたしには苦痛でしかないの。 だからたまに逃げ出すの。 沢山の錠剤とカッターナイフで軽くトリップ。 流れる赤い液体をペロっとしたら、引き戻される現実世界。 あははははは、あたしって結構正気かも。 だからもう一度「あの人」を連れて来て。。。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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